「組織」の冥主:左殤
人間の達人 · 断魂山 · 第12章, 断魂
「組織」の冥主:左殤はPhantom Blade Zeroのボスです。場所:断魂山・第12章・断魂。 2形態で戦い、最後の形態は左殤:真龍の躯です。 最初の輪廻でのレベルは25です。 撃破すると魂塵180,000を入手します。 詳しい物語は玄礼の記憶の花(6場面)と左殤の棋局(7ページ)で読めます。
ゲーム内で語られる「組織」の冥主:左殤の物語

記憶の花
玄礼の記憶の花
左殤と語り交わすたび、玄礼は新たなる思索を湧き立たせる。まるで観碁に招かれし如く、龍と濁が激突する一局が眼前に厳然と現れる。
其一:玄家の末裔
- 左殤
玄礼先生が「組織」に加わってくださるとは、武林にとっても喜ばしいことです。
- 左殤
上は天文、下は地理、その間にある森羅万象まで知り尽くす玄家には、かねて敬服しておりました。
- 玄礼
左冥使は、兄も、玄氏一族も、ことごとく討ち滅ぼされました……玄礼だけがおめおめと生き延びております。命をお助けいただいた御恩、深く感謝いたします。
- 左殤
やむを得ぬことでした。どうか、お許しください。ただ、兄上の玄玉は、「十一人閣」に加わるべきではなかった。
- 玄礼
仰せの通りです。
- 左殤
玄家は代々、「天書残冊」の研究を重ねてきた。「組織」に入ってからも、義父上の命で、日夜読み解いておられるとか。
- 左殤
ならば、その最も大切な秘密——「龍」と「濁」についても、深くご存じのことでしょう。
其二:天外のもの
- 玄礼
「濁」とは、天書に記された、天の外から来る破滅の力です。
- 玄礼
それ自体が意志を持つようであり、無数の意識の集合であるようにも見える。
- 玄礼
あるいは、その一部一部が全体であり、全体もまた、一つ一つの部分と等しい、と申しましょうか。
- 玄礼
星々の間に広がりながら、ただ一つの至って単純な理に従う。行く先々のすべてを蝕み、「濁」の一部に変えるのです。
其三:「龍」と「濁」
- 左殤
聞くところ、遠い昔の龍氏一族は、単にその姓を名乗っていたのではなく、本当に「龍」の何かを継いでいたとか?
- 左殤
ですが、この世に、本物の龍などいるのでしょうか?
- 玄礼
「濁」が星々を蝕む一方で、それに抗う、別の天外の存在もあるのです。
- 玄礼
我らよりはるかに高い知と力を持つ天外の客が、この影境で、「濁」を抑えるものを育んだのかもしれません。
- 玄礼
まだものの理を知らぬ古の人々は、それを「龍」と呼んだのでしょう。
- 左殤
ふむ……面白い。実に、面白い。
其四:夢華
- 左殤
近頃、各地で大勢の者が眠ったまま目覚めず、夢の中で「聖母様」に会おうとする、奇妙な現象が起きている。
- 左殤
このままでは、「組織」が守ってきた秩序も崩れてしまう。
- 左殤
この「聖母様」は……「濁」と関わりがあるのか?
- 玄礼
「十一人閣」には、夢華という幻術の大家がいました。
- 玄礼
かつて「組織」との大戦で、我らが虚空様と相討ちになり、二人の意識は裏武林に散ったのです。
- 玄礼
散り散りになった夢華の意識は、裏武林で「濁」と融け合い、いわゆる「聖母様」となりました。
其五:「濁」に溶け込む者
- 左殤
「十一人閣」の力の源……紫の欠片……あれが、「濁」との融合へ導いたのか?
- 玄礼
その通りです。裏武林では、紫の欠片は……いわば腐肉。「濁」は、それに群がる蠅です。
- 玄礼
夢華……聖母は、もはや人と呼べるものではありません。「濁」と混じり合った、恐るべき存在です。
- 左殤
お前の「濁」についての話からすると、聖母も、その投影、あるいは分身なのだな。一部であると同時に、全体でもあると?
- 玄礼
仰せの通りです。
- 左殤
私の「天書」の知識は浅い。その奥義を見通す力は、お前には遠く及ばぬ。だが、初歩的な思いつきを、一つ聞いてくれるか……
其六:掌握
- 左殤
人形を「濁」と融合させたら、どうなる?
- 玄礼
人形の意識は、人が「投影」したものですから、「濁」の影響を受けずに済むかもしれません。
- 玄礼
仮に影響を受けても、すぐに本体との繋がりを断てば、逃れられるでしょう……
- 左殤
「濁」が本当に、お前の言う通り、一つ一つの部分が全体であり、全体もまた、各々の部分と等しいならば……
- 左殤
自らの意志を持つ一部が、逆に全体を支配することは、できぬのか?
- 玄礼
それは……考えたことも、聞いたこともございません。
- 玄礼
一人の意志で、「濁」を支配できるか、ということですか?
- 左殤
遠い昔、火もまた、人にとっては「濁」と同じだった。不可思議で、恐ろしく、手に負えぬもの。
- 左殤
だが、いかなる天地の力も、いずれは掌に収まる灯火となるのではないか……

書物
左殤の棋局
盤上では白石が激しく争っている。だが盤下で打たれたあの一手は、すでに何年の時を進んできたのだろう。
命令書
左冥主がご到着し、数日中に街道を通過される予定だ。
直ちに周辺の要路を封鎖し、関係者以外は百丈以上離れた場所まで追い払え。
従わぬ者は容赦なく討ち取れ。
連合討賊の誓い
怪面が跋扈し、武林は崩壊の危機にある。我ら「組織」の三名、崑崙三傑と力を合わせ、共に凶賊を討つことを誓う。
同盟中は諸事苦楽を共にし、戦えば肩を並べ、危急には互いに救援する。
怪面を滅ぼすまで、同盟は解かない。この誓いは天地も共に証する。
左殤(印)玉音子(印)
無題の詩
青蛇、古屋に蟠り、
残躯はいずこに?
像の背後に秘門開き、
幽境、戯夢山荘へ通ず。
署名なしの手紙
「組織」はいつも奥の手を隠している。それは一本の抜け道かもしれず、あるいは一枚の駒かもしれない。
蛇の眼、蛇の舌、蛇の牙の三つの品、やはり君に託すしかないようだな。
紫の欠片の手記
紫の欠片は……古の……武器の欠片……
裏武林において……血の滴る肉が鮫の群れの中に落ちるが如く、瞬時にして「濁」を惹き集める……裏武林より無限の殺気を吸い出すことも可能で、故に……
青蛇屋の抜け道の図
(手紙に挟まれていた古い抜け道の建造図面。これは「組織」の機密文書だ。
この抜け道は青蛇屋と戯夢山荘を結んでおり、抜け道を開くためのスイッチの部品は、それぞれ「組織」の赤、黒、白の三つの蛇屋に保管されている。)
「無限煌心」の設計図
(図は心臓の形をした機巧物で、中心には「紫の欠片」が一つ包まれている。
その下には「煌心」の二文字が書かれている。)
注:天書の残巻によれば、この術によって生み出される殺気は強大かつ安定しており、これを宿す者は自在に操ることができる。また、殺気の暴走や、修練によって心身に異常をきたす危険も防ぐことができる。
玄玉
この戦いの詳しい物語は、記憶の花「冷荼の記憶の花」の救苦救難の夢華聖母様のページで読めます。
「組織」の冥主:左殤の形態

第1形態
「組織」の冥主:左殤
“组织”冥主:左殇
長年、二人の勝敗は決まらぬままだった。龍氏と魔堡の、未だ決着のつかぬ争いのように。
左殤が、勝敗を求めることをやめようとした瞬間もあった。魂には、もっとよい結末を用意した。どちらも相手の刃に倒れる必要はない。義父の手で魂を終わらせ、魂の手で義父を弱らせる……その後は、これまでとは異なる「組織」で、古来、誰にも解けなかった行き詰まりを終わらせるつもりだった。
だが、魂はその計画を超えた。策では乗り越えられない、唯一の存在となった。
二人は全力で戦い、どちらかが相手の刃に倒れることで、明確な勝敗をつける定めなのかもしれない。それでこそ、運命にも、それぞれに与えられた才と力にも、長年の情誼にも背かずに済む。龍と魔、二つの家が幾代も続けてきた、未完の競い合いにも決着がつく。
かつての演武場で、二人の勝負に決着はつかなかった……だが今、二人は再び、演武場に立っている。

第2形態
左殤:真龍の躯
左殇:真龙之躯
左殤が操る「真龍の躯」は純金で鋳られ、威厳ある龍の頭と、隙間なく並ぶ金の鱗を持つ。「煌心」の玄妙な力によって、「濁」の侵食を受け止めるだけでなく、内に宿る意識を、その反動から守ることもできるようだ。
左殤はこの躯で、すべてを呑み込む「濁」を支配しようとしている。
万物は駒となる。暴れ回る「濁」、夢差の精緻な人形の技、そして紫の欠片から鋳られた「無限煌心」……それらが組み合わさり、綻びのない彼の盤面をなす。
浩劫は迫っている。誰かが災厄を飼い慣らし、人々が御せる大いなる力へ変えねばならない。思い描くことができ、行動に移せ、成し遂げられるのが己だけなら、その力を決して無駄にはしない。
だからこそ、左殤は「閉心の術」を選んだ。計画は、いかなる感情にも左右されるべきではない。「龍」と「濁」の争いで、ためらいも、憐れみも、絆も、ただ一手の精確さを鈍らせるだけだ。
だからこそ、魂の選択を理解できない。同じ武学の才を持ちながら、魂は常に成り行きを受け入れ、己の力の由来を探ろうとも、支配しようともしない。それどころか、七情六欲を保つために、わずか六十六日しか生きられぬ「毒心の術」を選ぶのだ……
唯一、対等に戦える相手を本当に失えば、左殤も、幾ばくかの味気なさを覚えるのかもしれない……あるいは、策を巡らせ始めたあの瞬間から、すでに「知己」などいなかったのかもしれない。
「組織」の冥主:左殤の撃破報酬
180,000 魂塵
「組織」の冥主:左殤の出現場所
断魂山第12章, 断魂
最寄りの鈴旧宅の幻景, 40m先





